ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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…次にその例を挙げるが,この中には,作者について多少の疑問を残しているものや,後に改作されて現在に伝えられていることの明らかなものも含めてある。 (1)観阿弥 《松風》《通小町(かよいこまち)》《卒都婆小町(そとばこまち)》《自然居士(じねんこじ)》,(2)世阿弥 《老松(おいまつ)》《高砂(たかさご)》《弓八幡(ゆみやわた)》《敦盛》《忠度》《清経》《頼政》《実盛》《井筒》《檜垣(ひがき)》《西行桜》《融(とおる)》《鵺(ぬえ)》《恋重荷(こいのおもに)》《砧(きぬた)》《班女(はんじよ)》《花筐(はながたみ)》,(3)観世元雅 《隅田川》《歌占(うたうら)》《弱法師(よろぼし)》《盛久》,(4)金春禅竹 《芭蕉》《定家(ていか)》《玉葛(たまかずら)》《雨月(うげつ)》,(5)宮増(みやます) 《鞍馬天狗》《夜討曾我》,(6)観世信光 《遊行柳(ゆぎようやなぎ)》,《鐘巻(かねまき)》(《道成寺》の原作),《紅葉狩》《船弁慶》《羅生門》《安宅(あたか)》,(7)金春禅鳳 《嵐山(あらしやま)》《一角仙人》,(8)観世長俊 《大社(おおやしろ)》《正尊(しようぞん)》。
【曲籍】
一日の公演に演ずる能の数は,南北朝時代までは4~5演目にすぎなかったが,その後増加の道をたどり,室町時代中期から桃山時代にかけては7番から12番ぐらいの例が多く,一日17番という例さえ見られる。…
…夢幻能(むげんのう)の作劇法では冒頭にワキが登場して,時,所,劇的シチュエーションを設定することから話が始まる例が多く,シテ登場後は,シテの演技の引出し役に徹する。一方,現在能ではシテと互角に対立する役も多く,また《羅生門》などのようにワキが一曲の主役である例もあるが,まれに《小袖曾我》《橋弁慶》などワキの登場しない演目もある。なお,映画,演劇などにおける脇役(バイプレーヤー)とはかならずしも同義語ではない。…
…同話は《太平記》巻二十三にもみえ,綱が鬼の腕を切る場所が大和国宇陀郡の大森となっている。能の《大江山》,御伽草子《酒呑(しゆてん)童子》には綱が頼光に従って大江山の酒呑童子を退治する話があり,能の《羅生門》には,綱が羅生門で鬼の腕を切る話がある。御伽草子《羅生門》では綱が鬼と最初に出会うのが羅生門,腕を切るのが一条戻橋となっており,物忌中に鬼に腕を奪い返されるのが頼光で,尋ねて来る女性が河内国高安郡の頼光の母と変化している。…
…主として山本嘉次郎(エノケン喜劇や高峰秀子主演の《綴方教室》1938,《馬》1941)の助監督につき,1943年《姿三四郎》で監督になる。独特の精神主義とリアリズムに徹した映画的技術を2本の柱にして,敗戦後の日本の精神的・物質的状況をダイナミックに分析し(《わが青春に悔なし》1946,《素晴らしき日曜日》1947,《酔いどれ天使》1948,《野良犬》1949),《羅生門》(1950)では,芥川竜之介の《藪の中》に基づく独創的な構成と映像で,世界の映画界を驚嘆させた(ベネチア映画祭グラン・プリ,アカデミー外国語映画賞受賞)。以後,世界文学の映像化(ドストエフスキーの《白痴》1951,シェークスピアの《マクベス》の映画化《蜘蛛巣城》1957,ゴーリキーの《どん底》1957),〈黒沢ヒューマニズム〉の名で呼ばれる人間探求(《生きる》1952),アメリカの西部劇や冒険活劇のスケールを日本の時代劇にとり入れたアクションドラマ(《七人の侍》1954,《隠し砦の三悪人》1958),さらに,その暴力描写のリアリズムによって日本のチャンバラ時代劇の歴史を変えるだけでなく,〈マカロニウェスタン〉と呼ばれるイタリア製西部劇を生み出すきっかけとなって西部劇の歴史をも変えることになる〈黒沢時代劇〉(《用心棒》1961,《椿三十郎》1962)等々,意欲的な試みを行って数々の傑作を生んだ。…
…嵐寛寿郎の《右門捕物帖》《鞍馬天狗》,長谷川一夫の《銭形平次》,片岡千恵蔵の《遠山金四郎》,市川右太衛門の《旗本退屈男》など,その後の人気シリーズが始まったのも,占領下の1949‐50年である。この間,黒沢明監督,三船敏郎主演《羅生門》(1950)がベネチア映画祭でグラン・プリを受賞した。かくして占領終結の52年には,萩原遼監督《赤穂城》が戦後初の〈忠臣蔵〉としてつくられるなど,時代劇は本格的に蘇生(そせい)し,54年には時代劇の製作本数が飛躍的に増大して,以後数年,未曾有の時代劇ブームとなっていく。…
…第2次大戦後は,清瀬保二,松平頼則らと〈新作曲派協会〉を結成し,民族主義的な交響組曲《ユーカラ》(1955)で注目された。《羅生門》(1950),《雨月物語》(1953)など映画音楽にも大きな功績を残し,また〈汎東洋主義〉の思想と様式は,武満徹らの新しい世代の作曲家に影響を与えた。主著《日本的音楽論》(1942)。…
※「羅生門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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