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単一光子発生器 たんいつこうしはっせいき single photon emitter

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知恵蔵2015の解説

単一光子発生器

原子や半導体量子ドットを用いて、単一の光子を一定の周期で規則正しく発生させる素子で、量子情報通信や量子コンピューティング技術における基本素子。例えば、量子暗号通信で公開鍵を配布するときに、鍵の各情報ビットの情報を1つひとつの光子に運ばせる。途中で盗聴された場合にはその光子が失われるので、受信側で盗聴されたことがわかる。近年、半導体において、光ファイバー通信波長帯での単一光子発生や、量子力学的もつれ状態[量子もつれ参照]にある光子のペアを発生させることに成功するなど、発展が著しい。

(荒川泰彦 東京大学教授 / 桜井貴康 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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