単弁・単瓣(読み)たんべん

精選版 日本国語大辞典 「単弁・単瓣」の意味・読み・例文・類語

たん‐べん【単弁・単瓣】

〘名〙 花弁がひとえであること。花冠が、種によって一定した数の花弁からなり、花の他の器官が正常に備わっていること。また、そのもの。ひとえ。
随筆・秉燭譚(1729)四「款冬棣棠のこと〈略〉又地棠花とも云。単弁を金椀喜水と云」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android