単弁(読み)タンベン

デジタル大辞泉 「単弁」の意味・読み・例文・類語

たん‐べん【単弁/単×瓣】

花弁一重であるもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「単弁」の意味・読み・例文・類語

たん‐べん【単弁・単瓣】

  1. 〘 名詞 〙 花弁がひとえであること。花冠が、種によって一定した数の花弁からなり、花の他の器官が正常に備わっていること。また、そのもの。ひとえ。
    1. [初出の実例]「款冬棣棠のこと〈略〉又地棠花とも云。単弁を金椀喜水と云」(出典:随筆・秉燭譚(1729)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「単弁」の読み・字形・画数・意味

【単弁】たんべん

一重の花びら

字通「単」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android