博毛遺跡（読み）ばつけいせき

日本歴史地名大系 「博毛遺跡」の解説

博毛遺跡
ばつけいせき

[現在地名]高郷村大田賀 博毛・挟間田・墓平

只見（ただみ）川の東岸に形成された標高約一八〇メートルの河岸段丘上にある縄文時代と平安時代の複合遺跡。昭和五七年（一九八二）試掘調査、翌五八年発掘調査が実施された。縄文時代では中期大木7b式から後期堀之内II式並行までにわたり、遺構として住居跡三棟、複式炉を含む炉跡八基、大型の袋状土壙、配石や埋甕を伴う土壙墓などの土壙群が一八五基以上検出された。これによって住居跡・墓域を含む集落跡が確認された。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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