卜田祭(読み)うらだまつり

精選版 日本国語大辞典 「卜田祭」の意味・読み・例文・類語

うらだ‐まつり【卜田祭】

  1. 〘 名詞 〙 大阪府東大阪市の枚岡(ひらおか)神社で正月一五日に行なう祭礼大釜を社前に据えて小豆粥(がゆ)を煮、これを神に供えて五穀豊穰を祈念した後に、釜の上に掛けておいた竹管を釜の中に投げ、その管にはいったかゆの多少または蒸気(むしけ)強弱を見て、その年の豊凶栽種善悪を占うもの。卜田の祭。枚岡の御粥。管粥祭。〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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