卜部乙屎麻呂(読み)うらべの おとくそまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「卜部乙屎麻呂」の解説

卜部乙屎麻呂 うらべの-おとくそまろ

?-? 平安時代前期の人。
対馬(つしま)(長崎県)下県(しもあがた)郡にすむ。鸕鷀鳥(ろじちょう)をとるため新羅(しらぎ)(朝鮮)との国境にいき,新羅につかまる。現地でみた軍事演習が対馬攻めのためであることを知り,貞観(じょうがん)12年(870)脱走して大宰府に報告した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android