卜部神道(読み)ウラベシントウ

デジタル大辞泉 「卜部神道」の意味・読み・例文・類語

うらべ‐しんとう〔‐シンタウ〕【×部神道】

吉田神道

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精選版 日本国語大辞典 「卜部神道」の意味・読み・例文・類語

うらべ‐しんとう‥シンタウ【卜部神道】

  1. 〘 名詞 〙 神道一派儒仏を混じえない、日本純粋の神道を主張するもの。後土御門天皇のとき、吉田の祠官卜部兼倶(かねとも)の唱え始めたもの。吉田神道。唯一神道宗源神道

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百科事典マイペディア 「卜部神道」の意味・わかりやすい解説

卜部神道【うらべしんとう】

吉田神道

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「卜部神道」の意味・わかりやすい解説

卜部神道
うらべしんとう

吉田神道

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世界大百科事典(旧版)内の卜部神道の言及

【吉田神道】より

…室町時代後期に京都の吉田神社の神官吉田兼俱(かねとも)がおこした神道の一流派。兼俱自身は,元本宗源(げんぽんそうげん)神道,唯一宗源神道,唯一神道などと称したが,一般には吉田神道,卜部(うらべ)神道と呼ばれる。古代に神祇官の亀卜をつかさどった卜部氏は,平安時代には平野・吉田両社の神官となり,鎌倉時代には,《釈日本紀》の著者兼方,《旧事本紀玄義》の著者慈遍をはじめ多くの学者を出し,吉田・平野両流ともに古典研究の家として認められた。…

※「卜部神道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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