卵の化石

共同通信ニュース用語解説 「卵の化石」の解説

卵の化石

古代の動物が産んだ卵が化石化したもので、殻に含まれる炭酸カルシウム質が保存される。中身が保存されることはほとんどない。殻の破片だけでなく、ある程度の形状をとどめたものを卵化石と呼ぶ。卵を産んだ親の種類が特定できないことが多いため、骨の化石とは別に分類され、殻の断面の特徴などにより卵属、卵種といった階層学名が付けられる。兵庫県丹波市は世界的にも白亜紀前期(1億4500万年前~1億年前)の恐竜の卵の産地とされている。

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