厄神詣で(読み)ヤクジンモウデ

デジタル大辞泉 「厄神詣で」の意味・読み・例文・類語

やくじん‐もうで〔‐まうで〕【厄神詣で】

正月19日に京都石清水いわしみず八幡宮境内疫尽堂やくじんどうに、厄落としのため参詣すること。厄神参り。 新年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厄神詣で」の意味・読み・例文・類語

やくじん‐もうで‥まうで【疫神詣・厄神詣】

  1. 〘 名詞 〙 その年の厄を払うため、疫神をまつった疫神社に参詣すること。特に、京都石清水八幡宮の境内に勧請(かんじょう)した疫神に、正月一九日に参詣するものは古来名高い。疫参り。やくじんまいり。やくじまいり。《 季語・新年 》 〔日次紀事(1685)正月一九日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android