疫神(読み)えきじん

精選版 日本国語大辞典 「疫神」の意味・読み・例文・類語

えき‐じん【疫神】

〘名〙 病気をはやらせるという神。疫病神(やくびょうがみ)
令義解(833)神祇季春、鎮花祭〈略〉在春花飛散之時、疫神分散而行癘、為其鎮遏、必有此祭故曰鎮花

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デジタル大辞泉 「疫神」の意味・読み・例文・類語

やく‐じん【疫神】

えきじん(疫神)

えき‐じん【疫神】

疫病をはやらせる神。疫病神。

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改訂新版 世界大百科事典 「疫神」の意味・わかりやすい解説

疫神 (えきじん)

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百科事典マイペディア 「疫神」の意味・わかりやすい解説

疫神【えきじん】

厄病神(やくびょうがみ)

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世界大百科事典(旧版)内の疫神の言及

【厄病神】より

…疫病や災厄をもたらすという神。行疫神,疫病神,疱瘡神なども同種の神である。疫病(エヤミ,トキノケと称した)などの災厄は古くは神のたたりや不業の死をとげた者の怨霊や御霊(ごりよう)のたたりと観念され,厄病神も御霊の一つの発現様式とみられていた。…

【厄病神】より

…疫病や災厄をもたらすという神。行疫神,疫病神,疱瘡神なども同種の神である。疫病(エヤミ,トキノケと称した)などの災厄は古くは神のたたりや不業の死をとげた者の怨霊や御霊(ごりよう)のたたりと観念され,厄病神も御霊の一つの発現様式とみられていた。…

※「疫神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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