原保(読み)はらほ

日本歴史地名大系 「原保」の解説

原保
はらほ

和名抄三木みき幡羅はら郷の郷名を継ぐ。原を遺称地とし、一帯に比定される。承安五年(一一七五)五月の東大寺庄園文書注文(東大寺文書)に「一 讃岐国両保文書事」として「原保并金倉者、寺家御封便補保也、件庁宣并沙汰文書等、尤可被進納之」とあり、那珂なか金倉かなくら(現丸亀市)とともに天平勝宝四年(七五二)奈良東大寺に寄せられた封戸のうち讃岐国三郷の分合せて一五〇戸を便補することにより成立した保である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む