デジタル大辞泉
「原像」の意味・読み・例文・類語
げん‐ぞう〔‐ザウ〕【原像】
数学で、写像されるもとの像のこと。写像f:x→yのxをいう。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
げん‐ぞう‥ザウ【原像】
- 〘 名詞 〙
- ① もとになる像。ものごとの根本となる姿やありさま。
- [初出の実例]「何か永遠の原像のように」(出典:円形劇場から(1970)〈辻邦生〉)
- ② 数学で、写像によって、集合Bにうつされるものの全体から成る集合のBに対する称。Bがただ一つの要素bから成るときは、bの原像ともいう。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の原像の言及
【写像】より
…AからBへの写像は,f,φなどの記号を用い,f:A→B,
などと表される。
[写像の値,像,原像]
写像f:A→Bにより,Aの元aに,Bの元bが定まっているとき,aにおけるfの値はbであるとか,fはaをbに写すとかいい,f(a)=b,あるいは単にa↦bで表す。このとき,bをfによるaの像という。…
※「原像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 