原始ブラックホール(読み)ゲンシブラックホール

デジタル大辞泉 「原始ブラックホール」の意味・読み・例文・類語

げんし‐ブラックホール【原始ブラックホール】

宇宙創世直後に生成したと考えられる、天体起源ではないブラックホール。まだ観測による証拠は得られていない。インフレーション宇宙論から導かれる時空構造のゆらぎにより、特に高密度の領域で形成され、非常に軽いものはホーキング放射によって蒸発する。月よりも軽い程度のものは暗黒物質候補一つとみなされている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む