デジタル大辞泉 「原始ブラックホール」の意味・読み・例文・類語 げんし‐ブラックホール【原始ブラックホール】 宇宙創世直後に生成したと考えられる、天体起源ではないブラックホール。まだ観測による証拠は得られていない。インフレーション宇宙論から導かれる時空構造のゆらぎにより、とくに高密度の領域で形成され、非常に軽いものはホーキング放射によって蒸発する。月よりも軽い程度のものは暗黒物質の候補の一つと見なされている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例