原子雲(読み)ゲンシグモ

デジタル大辞泉 「原子雲」の意味・読み・例文・類語

げんし‐ぐも【原子雲】

核兵器空中爆発したときに生じるきのこ形の雲。きのこ雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「原子雲」の意味・読み・例文・類語

げんし‐ぐも【原子雲】

  1. 〘 名詞 〙 核兵器の空中爆発に伴って生じるきのこ状の人工雲。異常高温に伴う上昇気流によって生じ、強い放射能をもつ。きのこ雲。
    1. [初出の実例]「キノコ状の原子雲を目撃」(出典:死の灰(1954)〈武谷三男編〉はじめに━原子物理学者のメモ━〈武谷三男〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android