原日本人(読み)げんにほんじん

旺文社日本史事典 三訂版 「原日本人」の解説

原日本人
げんにほんじん

縄文時代,日本に住んでいた人類で,現代日本人の起源と考えられている
縄文時代人については明治時代以来,アイヌ説コロボックル説が提唱されたが,大正時代に現代日本人の祖先と考えられるようになり,人類学者清野謙次によって原日本人と命名された。この説では,現代日本人への変化要因を,主として混血によるとしている。最近は,混血ではなく,生活の変化によって変わったとし,現代人そのままの祖先とする日本人説が,原日本人説よりも有力である。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む