原武太夫(読み)はら ぶだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原武太夫」の解説

原武太夫 はら-ぶだゆう

1697-1776 江戸時代中期の三味線奏者,随筆家
元禄(げんろく)10年生まれ。もと幕臣。遊芸に通じ,三味線の名手として知られた。元文元年(1736)演奏をたち,「断絃余論」をあらわし,狂歌をたのしんだ。安永5年7月9日死去。80歳。一説に寛政4年(1792)2月22日死去で96歳ともいう。名は盛和。前名は富五郎。俳名は原富。号は観流斎。著作に「隣の疝気」「奈良柴」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の原武太夫の言及

【断絃余論】より

…三味線芸談。原武太夫著。1765年(明和2)ごろ成稿か。…

※「原武太夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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