原水禁と原水協

共同通信ニュース用語解説 「原水禁と原水協」の解説

原水禁と原水協

1954年3月、米国が太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」乗組員らが被ばくし、反核世論が高まった。核兵器廃絶を求める署名運動が起き、55年8月に広島で第1回原水爆禁止世界大会が開かれた。原水爆禁止日本協議会(原水協)は同9月に結成。核戦争阻止、核兵器全面禁止・廃絶、被爆者援護・連帯の三つを基本目標とする。原水爆禁止日本国民会議(原水禁)は原水協から脱退した旧社会党・総評系が65年2月に結成。核実験反対と核兵器廃絶、被爆者救援に加え「原子力の『平和利用』も含めた、あらゆる核に反対する」としている。

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