20世紀日本人名事典 「原田琴」の解説 原田 琴ハラダ コト 明治・大正期の歌人 生年明治22(1889)年 没年大正14(1925)年 出生地愛知県名古屋市 学歴〔年〕名古屋市立女学校 経歴在学中から茶道・生花・琴などを嗜み、特に与謝野晶子門下の歌人として知られた。のち、師の推薦で「青鞜」に作品を発表するようになり、青鞜社の社員にもなった。大正2年友人の女流歌人・三ケ島葭子の紹介で雑誌記者の遠藤孝三と結婚。その後、一時東京に住むが、夫の父が亡くなると山梨県南巨摩郡に移り、子育てに励んだ。大正14年産後の肥立ちが悪く、36歳で死去。歌集に「ふるへる花」「愛と自然」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by