原神社(読み)かずらばらじんじや

日本歴史地名大系 「原神社」の解説

原神社
かずらばらじんじや

[現在地名]日高村下分 奥の谷

日下くさか川の北岸、通称奥の谷おくのたににあり、正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊を祀る。旧村社。由来は不明だが、神社には藤原後期の桜枝双鳥鏡一面、線刻十一面観音鏡像二面、永仁三年(一二九五)銘方鏡一面、鎌倉時代の銅造懸仏一面、室町時代の三仏双鶴鏡一面があり、いずれも県の文化財に指定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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