原脩次郎(読み)ハラ シュウジロウ

20世紀日本人名事典 「原脩次郎」の解説

原 脩次郎
ハラ シュウジロウ

大正・昭和期の実業家,政治家 鉄道相;拓務相;衆院議員(民政党);花蓮港電気社長。



生年
明治4年5月14日(1871年)

没年
昭和9(1934)年3月6日

出生地
京都府綾部町

学歴〔年〕
東京法学院中退

経歴
台湾総督府の台南県弁務暑長、同警視を経て退官。実業界に入り、花蓮港電気(株)社長、花蓮港木材、東台湾木材各重役、塩水港製糖監査役などを務めた。明治45年妻の郷里・茨城県から衆院議員当選、立憲民政党に属し総務となる。昭和6年第2次若槻礼次郎内閣の拓務相、次いで鉄道相となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原脩次郎」の解説

原脩次郎 はら-しゅうじろう

1871-1934 明治-昭和時代前期の実業家,政治家。
明治4年5月生まれ。台湾総督府警視などをへて,花蓮港電気社長となる。明治45年衆議院議員(当選6回,民政党)。第2次若槻(わかつき)内閣の拓務相,鉄道相。昭和9年3月6日死去。64歳。丹波綾部(あやべ)(京都府)出身。東京法学院(現中央大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android