民政党(読み)みんせいとう

百科事典マイペディアの解説

民政党【みんせいとう】

立憲政友会と並ぶ昭和初期の大政党。正称は立憲民政党。憲政会政友本党が1927年合同して結成。政友会の地主的性格に比べ,都市ブルジョア的といわれた。1928年の普選第1回選挙で政友会に伯仲,1929年総裁浜口雄幸が組閣,金解禁を断行,ロンドン軍縮条約を調印。のち若槻礼次郎が組閣。台頭する軍部と国家主義に押され,1940年解党して新体制運動に吸収された。
→関連項目安達謙蔵伊沢修二岡田啓介内閣国民同盟床次竹二郎永井柳太郎中野正剛浜口雄幸内閣林銑十郎内閣町田忠治三菱財閥陸軍パンフレット事件

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世界大百科事典 第2版の解説

みんせいとう【民政党】

昭和前期に政友会に対抗して二大政党制を形づくってきた政党。正称は立憲民政党。1927年2月に憲政会政友本党は提携して憲本連盟を結び,それ以来,両党の間に新党を樹立する気運が高まって,この年の6月1日,合同して生まれたのが民政党である。これは,政友会の総裁田中義一の組閣に際し,政友本党としては,いまさら政友会に復帰することはできないとし,また,党を維持することも困難であることから,憲政会と合同して政友会に対処するほうが得策であると判断して実現した。

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