デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「厳智」の解説 厳智 ごんち ?-? 奈良時代の僧。はじめ法相(ほっそう),三論をおさめる。のち審祥(しんじょう)に華厳(けごん)をまなび,奈良元興(がんごう)寺にはいる。天平(てんぴょう)12年(740)金鐘(こんしょう)寺(のちの東大寺法華堂)の良弁(ろうべん)から華厳経の講説を依頼されるが,辞退して師の審祥を推挙。第2回目の講説で60巻の華厳経を講じた。法名は「げんち」ともよむ。 厳智 げんち ⇒ごんち 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例