厳真(読み)ごんしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「厳真」の解説

厳真 ごんしん

?-? 鎌倉時代の僧。
京都醍醐(だいご)寺の信慧(しんえ)から真言をまなんで灌頂(かんじょう)をうけ,大和(奈良県)海竜王寺にはいる。戒律復興をめざし,嘉禎(かてい)3年(1237)大和西大寺の叡尊(えいそん)を招請,同年自誓受戒する。のち西大寺の維那(いな)(寺務方)となり,叡尊をたすけた。字(あざな)は戒慧。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android