嘉禎(読み)カテイ

デジタル大辞泉 「嘉禎」の意味・読み・例文・類語

かてい【嘉禎】

鎌倉前期、四条天皇の時の年号。1235年9月19日~1238年11月23日。

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精選版 日本国語大辞典 「嘉禎」の意味・読み・例文・類語

かてい【嘉禎】

  1. 鎌倉前期、四条天皇の代の年号。天変地異により文暦(ぶんりゃく)二年(一二三五)九月一九日改元。嘉禎四年一一月二三日、暦仁(りゃくにん)と改元。将軍藤原頼経、執権北条泰時時代出典は「北斉書」の「蘊千祀明嘉禎」。

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日本の元号がわかる事典 「嘉禎」の解説

かてい【嘉禎】

日本の元号(年号)。鎌倉時代の1235年から1238年まで、四条(しじょう)天皇の代の元号。前元号は文暦(ぶんりゃく)。次元号は暦仁(りゃくにん)。1235年(文暦2)9月19日改元。天災の凶事を断ち切るために行われた(災異改元)。『北斉書(ほくせいじょ)』を出典とする命名。嘉禎年間の鎌倉幕府の将軍は藤原(九条)頼経(よりつね)(4代)、執権は北条泰時(やすとき)(3代)。

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