又南里村(読み)またなんりむら

日本歴史地名大系 「又南里村」の解説

又南里村
またなんりむら

[現在地名]千代田町大字下板しもいた字又南里

田手たで川の東方藤木ふじのき村の東分ひがしぶん西分にしぶんの中間に位置する。

建武二年(一三三五)六月日の東妙・妙法両寺寺領坪付注文写(東妙寺文書)

<資料は省略されています>

とある。神埼庄の東南端地帯と推定される。天正八年(一五八〇)六月一六日付の竜造寺鎮賢より五郎河帯刀あての朱印状(五郎川一郎氏蔵)に「肥前国神崎郡 下東郷 又南里九里ノ内」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 藤木 創建 フジ

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android