日本歴史地名大系 「友之町」の解説 友之町とものまち 長野県:諏訪郡下諏訪町友之町[現在地名]下諏訪町友の町(とものまち)・四王(しおう)・鷹野町(たかのまち)・広瀬町(ひろせちよう)・魁町(さきがけちよう)・弥生(やよい)・栄町(さかえちよう)・清水町(しみずまち)・赤砂(あかすな)・菅野町(すげのまち)湯之(ゆの)町の南にあり、そこから諏訪湖北岸に至る地域を占める。古くは伴野町・供町などとも書かれ、宝治三年(一二四九)三月の大祝信重解状に「供野町一夜御宿神事あり」とあるのが初見。町の中心は諏訪大社下社秋宮から西に下った馬場(ばつば)付近であった。「諏訪郡諸村並旧蹟年代記」に「友之町 南之方へ入下社之馬場有壱丁ニ壱丁半 当町は元禄七甲戌年高木伊勢守様道中奉行之節下諏訪宿へ加宿被仰付候」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by