友古町(読み)ゆうこまち

日本歴史地名大系 「友古町」の解説

友古町
ゆうこまち

[現在地名]北区天満橋てんまばし二丁目・同心どうしん二丁目

鈴鹿すずか町から北西に延びる天満橋筋の両側町で、東は淀川。明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。大坂三郷天満組に属し、元禄一三年(一七〇〇)の三郷水帳寄帳では屋敷数五二・役数五二役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は指物屋忠左衛門。宝暦三年(一七五三)の水帳(野村家文書)によれば家数五三、間口は一一・五間から二間まであるが、三間以下は五戸にしかすぎず、間口の広い家が多い。奥行は一八間から一三間までで、一五間の家が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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