友有り、遠方より来たる(読み)ともあり、えんぽうよりきたる

故事成語を知る辞典 「友有り、遠方より来たる」の解説

友有り、遠方より来たる

志を同じくする仲間がいる楽しみを表すことば。

[使用例] ちょうどお酒が在るとき、ふらと、親しい人がたずねて来てくれたら、実に、うれしい。友あり、遠方より来る、というあの句が、おのずから胸中に湧き上る[太宰治*酒ぎらい|1940]

[由来] 「論語がく」に見える、孔子のことば、「とも有り、遠方より来たる、た楽しからずや(遠いところから、志を同じくする友人がわざわざ訪ねて来てくれるのは、なんと楽しいことだろう)」から。本来は、学問をする仲間について述べたものですが、広くいろいろな場面で引用されます。

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