反応誘起応力(読み)はんのうゆうきおうりょく

最新 地学事典 「反応誘起応力」の解説

はんのうゆうきおうりょく
反応誘起応力

reaction induced stress

岩石や鉱物が局所的に反応して,体積変化を引き起こすことによって生じる応力のこと。体積膨張が制限された反応場において,固体体積が増加する化学反応が起こると反応で解放される自由エネルギーが弾性エネルギーへと変化して応力を発生する。特に,マントルかんらん岩が水を吸収する蛇紋岩化や,二酸化炭素を吸収する炭酸塩化などでは,大きな固体体積の膨張がおこるため,この応力によって岩石の破壊が引き起こされ,流体の流入とさらなる反応を促進する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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