反舌(読み)はんぜつ

精選版 日本国語大辞典 「反舌」の意味・読み・例文・類語

はん‐ぜつ【反舌】

〘名〙
① 鳥「もず(百舌)」の異名
随筆胆大小心録(1808)八八「人の説に『反はこの鳥舌長くして、鳴に舌の折かへりたるを名とす』とぞ」 〔礼記月令
② 他を悪く言うこと。また、その人。
※広益熟字典(1874)〈湯浅忠良〉「反舌 ハンゼツ ソシル」 〔逸周書‐時訓解

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報