日本大百科全書(ニッポニカ) 「収穫アリ」の意味・わかりやすい解説 収穫アリしゅうかくありharvester ant 昆虫類のアリ科のうち、植物の種子を収穫して、巣に貯蔵する習性をもつ種類をいう。乾燥した草原地帯に多くの種類がいるが、日本ではクロナガアリが収穫アリとして知られている。[山内克典][参照項目] | クロナガアリ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の収穫アリの言及 【クロナガアリ】より …4,5月ころ,羽アリが婚姻飛行を行うとき以外は春や夏にも巣口が閉ざされており,秋から初冬にかけて巣外活動を行うが歩行などの活動は一般のアリに比べて緩慢である。収穫アリの1種で,草の種を集め巣の小室に蓄え食糧とする。巣の中に蓄えられている種子は発芽力を保っているが,巣内では発芽しない。… ※「収穫アリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by