取り飼ふ(読み)トリカウ

デジタル大辞泉 「取り飼ふ」の意味・読み・例文・類語

とり‐か・う〔‐かふ〕【取り飼ふ】

[動ハ四]鳥獣を飼い養う。
夜昼…―・ひ給ふほどに」〈大和・一五二〉

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精選版 日本国語大辞典 「取り飼ふ」の意味・読み・例文・類語

とり‐か・う‥かふ【取飼】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「とり」は接頭語 )
  2. 飼い養う。
    1. [初出の実例]「夜昼これをあづかりてとりかひ給ふほどに」(出典:大和物語(947‐957頃)一五二)
  3. 飼料を与える。
    1. [初出の実例]「御馬草と利可戸(トリカヘ) 眉刀自女 眉刀自女」(出典催馬楽(7C後‐8C)眉刀自女)

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