取引所取引

株式公開用語辞典 「取引所取引」の解説

取引所取引

流通市場としての株式市場には、取引所取引と店頭取引がある。取引所取引とは、証券取引所で行われる取引のことで、投資家並びに証券会社自身の株式売買注文を証券取引所に集中させ、大量の株式需給を統合させることにより株式の流通性を高め、より公正な株価を形成させることができる。証券取引所は全国に6カ所ある(東京、大阪名古屋福岡札幌ジャスダック)。証券取引所では上場制度がとられており、株式の発行会社による上場申請がなされ、証券取引所の適格性審査等が必要となっている。

出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の取引所取引の言及

【株式取引】より

…株式取引は,証券取引所を通じる取引所取引と,店頭取引等のそれ以外の取引(市場外取引)とに大別される。日本では,取引所取引が株式取引の中心をなしている。…

【普通取引】より

…証券用語。第2次大戦後の証券取引所における取引(取引所取引)は,戦前の清算取引が禁止されて現物取引本になった。普通取引はこの現物取引の代名詞であり,最も一般的な取引である。…

※「取引所取引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android