取所(読み)トリドコロ

精選版 日本国語大辞典 「取所」の意味・読み・例文・類語

とり‐どころ【取所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手でつかむ所。また、器物の取っ手。柄。とるところ。
    1. [初出の実例]「とりどころには、女の一人若菜摘みたるかたを作りたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)
  3. 取るべきよい点。長所。とりえ。みどころ。とりどこ。とるところ。
    1. [初出の実例]「とり所なきもの かたちにくさげに、心あしき人」(出典:枕草子(10C終)一四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む