取所(読み)トリドコロ

精選版 日本国語大辞典 「取所」の意味・読み・例文・類語

とり‐どころ【取所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手でつかむ所。また、器物の取っ手。柄。とるところ。
    1. [初出の実例]「とりどころには、女の一人若菜摘みたるかたを作りたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)
  3. 取るべきよい点。長所。とりえ。みどころ。とりどこ。とるところ。
    1. [初出の実例]「とり所なきもの かたちにくさげに、心あしき人」(出典:枕草子(10C終)一四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む