取添える(読み)トリソエル

デジタル大辞泉 「取添える」の意味・読み・例文・類語

とり‐そ・える〔‐そへる〕【取(り)添える】

[動ア下一][文]とりそ・ふ[ハ下二]つけ加える。そえる。「書類写真を―・えて提出する」

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精選版 日本国語大辞典 「取添える」の意味・読み・例文・類語

とり‐そ・える‥そへる【取添】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]とりそ・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙
  2. ( 「とり」は接頭語。室町時代頃からヤ行にも活用した ) そえる。加える。
    1. [初出の実例]「手には天の梔弓(はしゆみ)天の羽羽矢を捉り、八目の鳴鏑(かぶら)を副持(トリソヘ)」(出典日本書紀(720)神代下(鴨脚本訓))
  3. 更に加えて手に持つ。
    1. [初出の実例]「ぬりごめどうの弓に、このむ白柄の大長刀とりそへて」(出典:平家物語(13C前)四)

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