受け目(読み)うけめ

精選版 日本国語大辞典 「受け目」の意味・読み・例文・類語

うけ‐め【受目・請目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 与えられること。もらうこと。
    1. [初出の実例]「味噌をあげくにお叱りを、受け目払ひめ二側目」(出典:歌舞伎・御摂勧進帳(1773)五立切)
  3. ばくちで、さいころの目が自分に有利に出ること。また、その目。
    1. [初出の実例]「思ったよりゃあ余計な金、こいつぁ受目(ウケメ)と出て来たわえ」(出典歌舞伎・櫓太鼓鳴音吉原(1866)序幕)
  4. 借りた金。また、貸した金。
    1. [初出の実例]「コリャ請目ぢゃ、サァ返して貰はう」(出典:浄瑠璃・心中紙屋治兵衛(1778)紙屋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む