日本歴史地名大系 「口之里村」の解説 口之里村くちのさとむら 長崎県:北松浦郡鹿町町口之里村[現在地名]鹿町町口(くち)ノ里免(さとめん)・大屋免(おおやめん)鹿待(ししまち)村の北に位置し、鹿町川が流れる。江戸時代は鹿待村のうちで、正保国絵図に「口里村」とあり、高七四石余。明暦二年(一六五六)の田方帳抜書では江迎鹿待(えむかえししまち)村内に口野里(くちのさと)免と記される。元禄一二年(一六九九)の平戸領分郷村帳では江迎村(現江迎町)枝村として口之里村とみえ、高七四石余。幕末期の伊能忠敬実測平戸領地図(松浦史料博物館蔵)に「鹿町村口ノ里」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by