口太(読み)くちぶと

精選版 日本国語大辞典 「口太」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぶと【口太】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥「はしぶとがらす(嘴太鴉)」の異名
    1. [初出の実例]「ここに口ぶとの烏のいたづらもの」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))
  3. 昆虫か(蚊)」または「あぶ(虻)」の異名か。口太蚊(くちぶとが)。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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