嘴太鴉(読み)ハシブトガラス

デジタル大辞泉 「嘴太鴉」の意味・読み・例文・類語

はしぶと‐がらす【×嘴太×鴉】

カラス科の鳥。全長57センチくらい。全身黒色くちばしが太い。ハシボソガラスとともに日本の一般的なカラス山林都市に多い。アジア分布。やまがらす。

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精選版 日本国語大辞典 「嘴太鴉」の意味・読み・例文・類語

はしぶと‐がらす【嘴太鴉】

〘名〙 カラス科の鳥。全長約七〇センチメートル。羽色は黒色で、青緑色の光沢があり、翼は紫色に光る。ハシボソガラスに似ているがくちばしが太く、上下の幅は約三センチメートル。村落耕地・人家付近で普通にみられるカラスで、都会海岸山地にもすむ。雑食性。四~六月、高木樹上に大きな巣をつくる。日本から東アジア・南アジアに広く分布する。はしぶと。やまがらす。〔本朝食鑑(1697)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「嘴太鴉」の解説

嘴太鴉 (ハシブトガラス)

学名Corvus macrorhynchos
動物。カラス科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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