口給(読み)こうきゅう

精選版 日本国語大辞典 「口給」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅう‥キフ【口給】

  1. 〘 名詞 〙 口達者であること。口数が多く、誠実さのないこと。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「此人の口給をもて人にあたれる事をば我よくしりぬ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)中)
    2. [その他の文献]〔論語‐公冶長〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「口給」の読み・字形・画数・意味

【口給】こうきゆう(きふ)

口達者。〔論語公冶長〕人を禦(ふせ)ぐに口給を以てせば、(しばしば)人にまる。

字通「口」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android