口舐(読み)くちなめずり

精選版 日本国語大辞典 「口舐」の意味・読み・例文・類語

くち‐なめずり‥なめづり【口舐】

  1. 〘 名詞 〙 舌で唇(くちびる)のあたりをなめること。おいしいものを食べようとする、また、食べた後の動作にいう。また、転じて、待ちかまえたり、ねらった相手にむかったりするときの動作などについてもいう。舌舐(したなめずり)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「相手ほしう思ひしに、平家の大将安盛とや、それこそ綱が口なめずり」(出典:浄瑠璃・傾城酒呑童子(1718)一)
    2. 「まんぢうはのこらず喰って、口なめずりをして居るゆへ」(出典:咄本・気のくすり(1779)饅頭)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む