した‐なめずり‥なめづり【舌舐】
        
              
                        - 〘 名詞 〙 食物を欲して、また、食べた後に舌でくちびるをなめまわすこと。また比喩的に、格好の獲物を待ちかまえることにもいう。したねぶり。
- [初出の実例]「后の御頭より虵(くちなは)の頭九を指出でて、舌なめづりをひらひらとして有れば」(出典:今昔物語集(1120頃か)三)
 - 「舌(シタ)なめずりして、しからばお辞宜なしにたべませうと」(出典:浮世草子・諸道聴耳世間猿(1766)三)
 
 
                                                          
     
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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