口里村(読み)くちりむら

日本歴史地名大系 「口里村」の解説

口里村
くちりむら

[現在地名]加古川市尾上町口里おのえちようくちり別府町新野辺北町べふちようしのべきたまち

安田やすだ村の南に位置する。永正一二年(一五一五)八月日の鶴林寺寺料田惣目録(鶴林寺文書)には承仕散田のうちに口里の作人四名、寄進散田のうちに作人二名がみえ、また口里の弥二郎衛門は三〇代を寄進している。同年八月日の塩田浄観寄進下地帳(同文書)には鶴林かくりん寺へ当村の松林庵が田地を寄進し、同帳中の曼荼羅供預り人数帳には「口里村大郎衛門寄進分十一月三日」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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