口銀(読み)クチギン

デジタル大辞泉 「口銀」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぎん【口銀】

銀納による口永くちえい
江戸時代売買などの手数料として支払う銀貨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口銀」の意味・読み・例文・類語

くち‐ぎん【口銀】

  1. 〘 名詞 〙 売買などの手数料として納める銀貨。
    1. [初出の実例]「一上方は納米壱石に付、口米三升宛納、銀百目付口銀三匁宛」(出典:徳川禁令考‐前集・第四・巻三五(江戸))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android