コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

口永 クチエイ

デジタル大辞泉の解説

くち‐えい【口永】

江戸時代、金納の貢租に付加された税。本租100文に対して3文を定率とし、銀で納めるものを口銀(くちぎん)、銭で納めるものを口銭(くちせん)といった。→口米(くちまい)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

くちえい【口永】

口米くちまいの金納化したもの。金納を建て前とする畠地で、架空の貨幣単位「永」を設定して算出した。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の口永の言及

【口米】より

…鎌倉末期には田地面積に応じて賦課する口籾(くちもみ)がみられたが,豊臣秀吉は1586年(天正14)直轄地にたいし年貢高1石につき2升の口米を課した。江戸幕府では,直轄地のうち関東で年貢米1俵(3斗5升入り)につき1升,永納(えいのう)の場合は永100文につき3文(これを口永(くちえい)という),西国では1石につき3升と定めたが,なお地方によって多少の異同もみられる。江戸幕府の初期には,口米,口永はもっぱら代官所経費として,役人給金,筆墨紙代など使途は代官にまかされていた。…

※「口永」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

口永の関連キーワード鹿児島県熊毛郡屋久島町口永良部島鹿児島県熊毛郡屋久島町ユネスコエコパーク種子島(鹿児島県)クビワオオコウモリメガ崎海域公園地区霧島屋久国立公園口銭(こうせん)鹿児島県熊毛郡屋久島国立公園永良部大蝙蝠上屋久[町]年貢可納割付屋久島(町)オオコウモリ屋久島[町]フェリー太陽上屋久〈町〉霧島火山帯高崎西小島

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

口永の関連情報