日本歴史地名大系 「古久喜村」の解説 古久喜村こぐきむら 埼玉県：久喜市古久喜村[現在地名]久喜市東（ひがし）二丁目・中央（ちゆうおう）一丁目・同四丁目・本町（ほんちよう）八丁目・北（きた）一―二丁目・古久喜南は久喜新（くきしん）町・久喜本町と中落堀（なかおとしぼり）川を境に対し、西は同町と久本寺（きゆうほんじ）・上内（うえうち）（現鷲宮町）の二村。東は野久喜（のぐき）村と複雑に入組んでいる。北は天王新堀（てんのうしんぼり）川を境に鷲（わし）ノ宮（みや）村・東大輪（ひがしおおわ）村（現鷲宮町）。郷帳類では久喜郷（村・町）で一括されるが、貞享元年（一六八四）の久喜鷹場村数覚（伊達家文書）に小久喜村とみえ、一村として扱われていたと考えられる。明和七年（一七七〇）の高は四五八石余（「騎西領用悪水圦樋等仕来覚書」押田家文書）。幕末には独立した一村となり、改革組合取調書では三卿の一家である清水領と旗本島田領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
