古家(読み)フルイエ

デジタル大辞泉 「古家」の意味・読み・例文・類語

ふる‐いえ〔‐いへ〕【古家】

古くなった家。ふるや。

こ‐か【古家】

古い家。古びた家。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古家」の意味・読み・例文・類語

ふるえふるへ【古家・旧家】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふるいえ」の変化した語 ) 古い家。また、もと住んでいた家。
    1. [初出の実例]「吾が背子が古家(ふるへ)の里の明日香には千鳥鳴くなりつま待ちかねて」(出典万葉集(8C後)三・二六八)

ふる‐いえ‥いへ【古家】

  1. 〘 名詞 〙ふるえ(古家)
    1. [初出の実例]「大風ふけばふる家のたたり」(出典:虎明本狂言・居杭(室町末‐近世初))

こ‐か【古家】

  1. 〘 名詞 〙 古い家。古屋。ふるいえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android