古式畳(読み)こしきだたみ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「古式畳」の解説

古式畳[その他(工芸)]
こしきだたみ

四国地方香川県地域ブランド
高松市で製作されている。畳は古代には座具として用いられ、薄手で重ねたり折りたたむものであった。その後、次第に厚みのあるものにかわり、平安時代に現在の形に近いものとなった。古式畳は、和室に敷き詰められる畳と異なり、特殊な形をした小さな畳である。現在も寺社茶席などにおいて使用されている。香川県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android