古御殿跡(読み)ふるごてんあと

日本歴史地名大系 「古御殿跡」の解説

古御殿跡
ふるごてんあと

[現在地名]水口町鹿深

水口代官所跡の南方に位置した徳川将軍家の御茶屋跡。現在の甲賀病院の敷地にあたる。元和六年(一六二〇)徳川秀忠の娘和子(東福門院)が入内するに際しその宿館として築かれたもので、寛永三年(一六二六)には秀忠も宿所に利用した模様である。敷地は東側が凸字形に突き出した単郭方形(南北五三間・東西五〇間)の構造をもち、周囲に堀をめぐらしていた(中井文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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